奈良県葛城市の公式マスコットキャラクター 蓮花ちゃん
せんとくん

高津聡 當麻山口神社禰宜  高津 聡

東京に「表参道」という駅と道がありますが、明治神宮の参道であることから命名された地名です。周辺の住所は「神宮前」となっています。また、京都の八坂神社の参道は四条通りとして参道沿いにはおみやげ屋さんが並んでいます。昔から、寺社の参詣は心が晴れ晴れとするもので、娯楽的な趣もありました。

そこには、日本人の「ハレ」と「ケ」の考えがあります。日常生活(ケ)が続くと、だんだん気が枯れてくる(ケガレる)。それを晴らし気を取り戻すのがハレ(気晴らし)で、その結果、気が元に戻って「元気」になる。そのためにハレの日を年に何度か用意していました。それが祭りです。

単に仕事を休み、おいしいものを食べられるだけではありません。皆が参加できるような仕組みがあり、自分の存在を確認し、仲間との連携を感じ、精神の安定を保つことができました。「ハレ」を楽しむから「ケ」の日常も楽しくなります。

生活が便利になり、あらゆるところで効率性が求められる世の中で、心の豊かさを失ってきているなか、心の拠りどころとしてパワースポット巡りなどが流行ってきております。平成23年には東日本大震災をきっかけに、人との結びつき、故郷を思う気持ちの大切さをみんなが改めて意識しました。

日本人は古来から神様・祖先とつながっているという生き方、考え方をしてきました。現在でも、帰省するときには故郷に帰って墓参りをしてくるという方が大勢います。これは祖先を敬い、神様を敬うという遺伝子が働いているからだと思います。神様を信じるとかそういうレベルではないのです。

あなたの住んでいる地元の神社へ参拝しましょう。また、帰省したときには、故郷の神社にも参拝し、神様・祖先をおまつりするこころを伝えていきましょう。

お参り神職

映画『天使のいる図書館』のロケ地になりました。(クリックで映画公式HPへ)
主人公が当社の鳥居をさがすシーンがあります。予告編にも一瞬ですが登場しています。(1:01あたり)

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